●ブログ管理人の私が初見で1話を見た感想です。
●1話を見るにあたって、事前情報はほとんど入れていません。(原作ありの作品にかぎり、事前にその原作を読んでいる場合があります)
●原作や事前情報を知っていれば分かることも、疑問として書いてる場合がありますのでご了承ください。
●内容によっては批判多めになりますが、あくまでも一個人が見た感想であり、私の感想と貴方の感想は違って当然です。
●「作品をこんな感じに見てる人もいるんだ」ぐらいに思ってくださると助かります。
どうも、梅之です。
というわけで、2023年秋アニメ1話マラソンの11作品目はティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~です。
長いね! タイトル!!
これまでの2023年秋アニメは比較的タイトルが短かったり、覚えやすいのが多かったので。
ここに来てめっちゃ長いタイトルのアニメに、「おおー……、なんか久し振りのような気がする……」としんみりしてます。
というわけで、タイトルがそのままアニメのメインストーリーになってる系アニメなわけでして。
見る前からこっちに、「こういうアニメだぞ。いいな。こういうアニメだからな」って言ってくる感じ、ありがたいわ……。(暴食のベルセルクはタイトルで異世界転生ものなのかファンタジーものなのか分からなくて、首を傾げながら見てたので)
タイトルが長いアニメに対する是非ってあると思うんですが、私は「異世界転生ものかファンタジーかを判断できる手っ取り早い部分なので長くてもいいんでは?」と思えてきてます……。
というわけで、1話の感想なんですが。
こっちでいうところのフランス革命(まあヒロインがめっちゃマリーアントワネットみたいなことを言って断頭台の露と消えるので、そういう感じ)で絶命した姫が逆行して、色々とやり直していくぞ! という第一話でした。
絵柄がかわいい。
特に嫌な感じでひっかかる部分もなく。
かといって、前のめりになる部分もなかったんだけど、悪くないと思う。
まあ、なんというか。
そりゃあまずい飯をずっと食わされて、なおかつ最後に断頭台で首をはねられたら改心するよね……。
断頭台で死ぬという衝撃展開が、なんか主人公の行動のほとんどをいい感じにフォローしてる。
逆に言うと、断頭台で死ぬという未来がなければ主人公がどんだけ酷い姫だったかっていうのが伝わってくるのもいい。
このまま行けば断頭台行きになって死ぬ! っていう最悪すぎる未来が話の序盤で提示されるんで、それを回避するためなら……っていう主人公の心情が察しあまりある。誰だって長い年月腐ったような飯をずっと食わされ続けるなんて嫌すぎるわ……。
基本的に主人公の本質が1話では変わってない(わがままで自分本位な気質だけど、一度死んでるので寛容さはあるみたいな感じ)のも好きです。
いや、臭い飯を食わされて死んだぐらいで人間の本質が変わるわけないよ。
その臭い飯を食わされ続けた経験から王宮のご飯に感激して、生前では気づかなかった人の優しさに気づいていくほうが、ゆったりとした変化で主人公の価値観の変わり様が伝わってきて素敵だし。
多分2話以降で本格的にわがまま姫の主人公の価値観をぶっ壊しにくる展開があるんだろうけど(多分)、ご都合展開じゃなくてきっちりゆったり主人公が変わっていく様を見せてくれそうで期待したい。
というわけで、ごちそう様でした。
梅之でした。