●ブログ管理人の私が初見で1話を見た感想です。
●1話を見るにあたって、事前情報はほとんど入れていません。(原作ありの作品にかぎり、事前にその原作を読んでいる場合があります)
●原作や事前情報を知っていれば分かることも、疑問として書いてる場合がありますのでご了承ください。
●内容によっては批判多めになりますが、あくまでも一個人が見た感想であり、私の感想と貴方の感想は違って当然です。
●「作品をこんな感じに見てる人もいるんだ」ぐらいに思ってくださると助かります。
どうも、梅之です。
というわけで、さくさくいってます2024年冬アニメ1話マラソンの3作品目は、望まぬ不死の冒険者です。
おおー、タイトルが重ため!
おおー、なんかアニメの始まり方がよさげだぞ?!
……からの、「ん? えっと……、そ、そっかぁ……」っていう、タイトルと冒頭と、話の進め方が私の中で違和感があって、最終的に「なろう系のアニメだったか……」で落ち着いた作品でした。
タイトルはいい感じだと思ったんですが、話の雰囲気から感じるなろう系。
思うのは、「ここ! ここ、もっと知りたいんだけど!」がスルーされてる感が強い。
たとえば冒頭で主人公があっけなく竜に食われるまではいい。
で、食われた後になぜか骸骨になってて、魔物の仲間入りをしてるのもいい。
で、最初に出会う他の魔物が同じ骸骨(アンデット)なのもいい……だけど。
その遭遇した魔物をふつうに倒す主人公……、それでいいんか?!
思わず叫んでました。
え、まじでいいの。倒していいの、倒すところなの。そこ。
いや、自分がよく分からない経緯で魔物化したなら、遭遇した魔物(しかも自分と同じ骸骨)だったら、「もしかしてこいつも自分と同じなのでは?」って思わない?……思わないのかな……、思わないのがこの作品なのかな……。
人間かも?! と思って逃げて、逃げ切れなくて倒す展開かな? って思ってたら、最初から何の躊躇いもなく倒しに行く主人公に、「ちょっと待て! お前の選択肢それでいいの?!」となってたんですが。
もし自分と同じ境遇なら、それは元・人間なのかもしれないし。
元・人間だったなら、主人公がその魔物を殺した瞬間にそれは「人間を殺した」って事になるかもしれないし、そういう葛藤があってもいいよね。……というか、そういう葛藤が見たい。
しかしこのアニメは、そういう葛藤なく。
魔物になった主人公が他の魔物に対して「こいつ、俺と同じかも」と思う事もなく倒していくので、魔物になった悲壮感もなく。
正直、面白味が薄い。
人間の時も魔物を倒して。
魔物になっても、魔物になった経緯を考えずに魔物を倒していくのって、魔物になった意味が(ストーリーの展開的に)必要だったん?? となる。
まあ、タイトルは……格好いいんですけど……。
で、魔物の中でも稀に発生する存在進化に1話で到達。
というか、稀に発生する存在進化が1話で発生していいのかよ!!!
そんな簡単に起こる現象を「稀」とは呼ばない。
こう、「魔物同士で共食いをし続けたら存在進化する」とか「魔物の原理が判明していない部分も多い」とかだと、「そっかー。進化したのかぁ」ってなるんだけど。
稀に発生するとなってる現象が1話でさっくり起こるの……、ご都合主義だなぁー……。
タイトルが重ためで、始まり方も竜に食われるところとかよかったので、「こ、これは面白そう!」と思ってたんですが、1話を見終わった頃には「……あ、主人公のためのご都合アニメなのか……」ってなってました。
2話はたぶん見ないな。
梅之でした。