どうも、梅之です。
というわけで、HIGH CARD第19話PRISONERSの感想です。
長年ずっと思い込んでいた設定が、実はめっちゃ違うような予感がする……!!!
私、実はずっとフォンの兄貴は生きてると思ってまして。
もっと言うなら兄貴はティルトだと思ってたんですが。
……違ってかもしれない。
んー……、なんか手応えがね、想像より違ってたというか。
でもバーストがカードを拾い上げるときに一番上にフィンのカードがあったので、「やっぱりティルト(もしくはバースト)がフィンの血縁者だと思うんだけどなぁー」と思う気持ちもある。
でもなぁー、出会いが淡泊だったんだよな。
あの場にいた全員がそれどころではなかったのも理由の一つかもしれないけど。
でも、ハイカードって「家族」をテーマにしてるんで、フィンの兄貴の話もしてくれると信じてるんだけど、思えばフィンの兄貴が生存してると思っているのも私の願望かもしれないしなぁ……。
でもティルト=黒騎士=カードに人格を乗っ取られるっぽいので、あの火事の日にティルトが黒騎士のカードに選ばれて家を燃やして、両親がなくなってフィンだけ生き残った可能性もあるんで(その割に施設内で遭遇したときの対応は淡泊だったけど)、まだ兄貴の可能性はあるのかな……。
ティルト=黒騎士は想像してなかった!
もっというなら、バーストのカードの力が「変身」で、爆弾を生み出せる能力の子に変身して行動していたんだとしたら、1話で王家からカードを盗んだのもバーストってことになるんだよね……。
話がめっちゃ面白い感じで繋がりそうでワクワクします……。
で。
19話まで見て、ふと思ったことがひとつあります。
ハイカード、もしかして設定を詰め込みすぎなのかな……?
設定たっぷりで面白いんですけど。
これを2クールでやりきろうと考えると、「わ、話数が……、話数が足りない……」ってなる問題といいますか。
ピノクル本社の一件からはじまったそれぞれのキャラのサイドストーリー的な話なんですけど、これって、2クールで話をまとめようと思うとどうにも回り道してるように見えるけど(脇役に話を振らなくてメインキャラだけでいいんでは? という疑問)、でもキャラを深掘りしようと思うと大事なわけで。
今回の警察サイドの話のシュガーに関しても、“今までハイカードの事件を追いかけてきたけど上層部の隠蔽でどうしようもなかった。ピノクルが機能していない今だからこそ動ける”なので、結構王道に「妨害をうけながらも真実に辿り着く主人公(一般陣)ポジション」なんですよね……。
下手せんでも主人公レベルの設定だよ……、これ。
いや最初はフィン達にちょっかいを出して最終的には「知らないでいい真実もある」と目をつぶる立ち位置だと思ってたから、正直ここまでがっつり食らいついてきて、なおかつ真相に迫ってくるキャラだとは思ってなかった……。
でもシュガーが真実を追い求めて辿り着くキャラだとしても、2クールは少ない。
シュガーが主人公だったらそんなことはないかもだけど、彼女はあくまで脇役だし(群像劇みたいに登場する全員が主役みたいな話にするなら、それこそ2クールは少なすぎる)、脇役に割ける尺で違和感なく真実に辿り着ける演出って、難しい。
これってレオとヴィジャイの関係にも言えるし、なんというか「話数があればもう少し丁寧に掘り下げられた設定を強引にここに詰め込んだ!」って感じが強い気がする。
話は面白いと思うのに、この話数の足りない感じはなんだろ。
こういうのを、「なんか話が駆け足っぽいよな」っていうのかな。
でも面白いんだよな……。黒騎士になったティルト含め、来週には謎が解けそうな部分もあるし、楽しみなんだよなぁー。
というわけで、楽しみにしています。
今まで楽しく見てきたから、できたらそのまま駆け抜けていってくれ……!!
梅之でした。