どうも、梅之です。
というわけで、HIGH CARD第20話第20話LALA VALDENKLEINの感想です。
ララって、石田だったのか?!
OPがない衝撃よりも、ララが石田だったことにびっくりしてしまったわ。まじか。
てっきりお姉さんだと思ってたんで(いや、ララって名前の時点でお姉さんかなと)、石田さんが名乗った瞬間に「お前がララかよ?!」となってました。
でもまあ、石田ボイス……。
人外……。
気分はデビサバ2のサダクを見ている感じなんですが、そっか……、石田がララだったのか……。
たぶん作品とは全く関係ない部分で、「そっか。ララって野郎だったのか……。あ、でも、あのニュアンスだと性別関係なさそうだな……。石田ボイスってだけで性別はないのかもしれないな……」と、どうでもいいことを考えつつの20話です。
いや、まじで尺たりんかったんでは……?
駆け足っぽくない?
もしくは私が話の展開に追いつけていないのか、どっちだ。
おとぎ話で語られた国の始まりとか。黒騎士の由来とか。
これまで小出しにされてきた情報もあるけど、「ちょっとまって?! その話、初めて聞くんですけど?!20話でそのネタをするの?!」って言うのが多くて、もうちょい時間をくれ……。頼む……。
フィンがララに啖呵を切るシーンは格好いい(そしてフィンらしい)けど、なんというか、先にお出しされた情報が多すぎるのと、展開が唐突すぎて「話についていけない!!」ってなってました。
うん、ララを殺せばカードは消滅するっていうのは、分かった。
で、ララは死にたがってるけど、自分の死を委ねる相手は選びたいらしいっていうのも分かった。
で、フィンを自分を殺す人間に選んだんだけど……、まあ、そこら辺がなぁー……、想像はつくし、ララの「君はカードによって不幸になったから(カードによって血の繋がった家族は殺され、今もカードの陰謀に巻き込まれている)」っていうのも分かる。
で、フィンが「俺を勝手に不幸にするな!」っていうくだりも、分かる。
フィンからすれば“血の繋がった家族を殺された事実”ってほとんど覚えてないし、カードは血の繋がった家族との思い出だし、その後のピノクルとの巡り合わせはカードのおかげだし、ララがいうほどカードのせいで不幸になってるわけじゃない。
だからあの場でフィンがララを殺さない理由は分かる(それに実際殺したってなると拍子抜けするので、あの場でフィンがララを殺すわけがない)んだけど……、見てる私は感情が昇華しきれてないんだわ。
でもよくよく考えてみると、ミシェルとクリスの一件でも両方救ったフィンなので、どちらかの命を諦めればどちらかは助かるっていう状況で、片方を選ぶのはフィンじゃないよね……。
アニメを見てたときはフィンの啖呵を切るシーンが唐突に見えて、「え。なに、えええ」ってなってたけど、こうして見終わった後に感想を書いていると、むしろあそこでララを殺すフィンは解釈違いだし、自分を不幸だというララに切れるフィンがフィンらしいし、唐突な印象もあったけど、あの対応はフィンだよな……ってなる。
もしかすると尺が足りないっていうより、話の間が合わないのかもしれん……。
というわけで、ララを殺して黒騎士を止める方法よりも、自分が特攻して黒騎士を止める方法を選んだフィンは格好よかったです。(なにげに初代カードの持ち主と同じ台詞を言ってるところもシーンの再現ぽくて格好いい)
で。やっぱり思うんですが。
ティルト、フィンの兄貴だな……??(唐突)
ゼノンがフィンに言ってた台詞(お前もプレイヤーならスカウトしたほうがよかったか、的な)とか、自我を取り戻したティルトが真っ先にフィンを殺そうとしていたゼノンの腕を吹っ飛ばしたりとかしてるんで、総合的に考えると、やっぱティルトはフィンの兄貴なんでは……??
いやぁー、そうなってくるとティルトのカードが王を殺そうとした黒騎士で、フィンのカードが王を守ろうとした騎士のカードってことになるんで、それはそれで因縁が深すぎてウハウハなんですけど。
因縁だなぁー。
来週、めっちゃ楽しみにしています。ワクワクですね。
梅之でした。