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アニメ

HIGH CARD第24話LAST SHOT(最終回)|家族をテーマにしてると思う作品の最後の戦いだと思うと、ちょっと複雑。【感想】

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どうも、梅之です。

というわけで、HIGH CARD第24話LAST SHOTの感想です。

今日で終わりですねぇ。
……というわけで、終わりだったんですが。

思うところは色々あったんですが、やっぱり。

これ、尺が足りなかったんでは……??

お兄ちゃんとかお兄ちゃんとか、お兄ちゃんとか!!!!
フィンとティルトの絡みをもうちょっと掘り下げてもよかったんでは?!
テーマが「家族(ファミリー)」で、フィンの血の繋がっていない孤児院の仲間からはじまり、ハイカードのメンバーと続き、最後に実の血の繋がったお兄ちゃんとなっていくのは分かるんですよ。

でも、お兄ちゃんの尺……、短くない……??

いやまあ、私が「兄弟大好き!!」なのでそう思うだけなのかもしれないんですが。
なので、兄弟好きじゃない人が見ると、そんなに違和感がない最終回だったのかもしれないんですけど。

最終回のフィンとクリスvsティルトの戦いがさ……、味気ないなっていうかさ……。
感情移入できないっていうかさ……。
テーマが「家族」なのだとしたら(いやここに来てテーマが違うとは思ってないけど)、フィンとティルトの血の繋がった兄弟同士の戦い(そして互いのカードも因縁深い)って、もっと重みがあってもいいと思うんだけど。
最終回だし。
兄弟同士で戦うんだし、深刻で重たくてもいいと思うんだけど。
なんというか、あっさりめ。
……いや、どうしてここでこんなに感情移入できないんだ? って不思議に思うぐらいあっさりめだったので、見てる私が困惑した。

それで考えてみたんですが、私、ティルトの事を全然知らないんですよね。

そりゃあ感情移入できねぇわ。

情報として、「フィンの実の兄貴」「フィンにカードを渡した」「フィンのことを見守っていた」「フィンがピンチの時に助けた」は知ってるんだけど、これらってあくまでも情報であって感情ではない。
ティルトが何を思ってたかなんて、私には分からない。
そしてフィンからしても、お兄ちゃんとの思い出を全部思い出したのか忘れたままなのか曖昧で(ラストのシーンを見ると、ほんのわずかだけ思い出したぐらいか?)、感情が乗らない。

「兄弟」とはなにか? ってなると、やっぱりお互いに時間を共有して思い出があって、互いに「この人は自分の兄弟だ」って認識することだと思うんですよ。

ようするに、フィンとクリスvsティルトの戦いって、思ってる以上に他人同士の戦いだったんだと思う。

特にフィンのティルトに対しての感情の向け方が、「兄ちゃん」呼びしてるけど、気持ちが伝わってこないっていうか、説得のための言葉選びはしてても本心からそう思ってるのか分からない感じとか。
最終回の盛り上がり方で考えると、1話からずっと一緒にいたクリスが命をかけて妹を助けようとしてる1クール目のほうがフィンの気持ちが伝わってくるのって、ようはクリスに対するフィンの感情が見てる側にも伝わってくるからだと思う。そして見てる側もクリスのことをしっかり分かっているから、フィンのクリスを助けたい気持ちに共感できる。でも今回のティルト戦には、その共感できる感情がなかったと思うんだ
いうか、こっちはフィンの両親が死んだ日のティルトとフィンの様子しか知らないから、どんな兄弟だったのか分からないし、やっぱもう少し感情移入できるだけの描写がほしかったよな……。

今回の展開、「血の繋がっていない兄貴分(クリス)と弟分(フィン)vsクリスに居場所を取られた実の兄(ティルト)」だから、ずっと「家族」をテーマにしてきたこの作品のメインディッシュなのは間違いないはずなのに、なんで不完全燃焼なんだ……!

面白かったけど、「あー!最高だった!めっちゃ面白かった!最高!!」ってならないのが悔しい……。もう一回見返したら新しい発見でもあるかな、どうだろう。

最終回でこんな感想をつらつらと書いてる私も私なんですけどね!

というわけで、ハイカードの感想はこれにておしまいです。
ごちそうさまでした。

梅之でした。(完)

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