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帰ってきた あぶない刑事|平成のあの頃を携えて私のあぶ刑事が帰ってきた!【感想】

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というわけで、令和の時代にあぶない刑事をみれる日が来るなんて思ってなかった……。

また動いてるタカ&ユージに会える!!やったね!! である。

これ以上の歓喜がある?
前の作品の時も同じ事をおもった記憶があるけど、前回でおしまいだと(館さんや柴田さんの年齢的にも)思ってたから……。

で、映画公開である。
祭りだ、祭り。

実のところは、「平成や昭和のノリをこの令和の時代にできるのか? いや、まあ多少面白くなくてもあぶない刑事だもん、タカさんとユウジの顔がみれるなら問題ないわー」と思って見に行きました。

いや、面白かった。

面白いという感情は、すべてを凌駕する。面白かった。

ここは平成か。いや令和だけど。
あぶない刑事のなかでは平成が続いてるのか。いやいや、時々みるタカさんやユウジの首筋とか肌の質感をみると、「…………そっか、結構年取ってるもんなぁ」としみじみしてしまうので、令和である。

が、空気は変わらない。あぶない刑事である。

私の知ってるあぶない刑事の空気だ。

音楽も「あー!! あぶない刑事の音楽だわー!!」ってなるし。

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めっちゃ面白い、ありがとう。
もう、めっちゃ嬉しい。ありがとう。

タカさんは相変わらずダンディだし。
ユウジは相変わらずセクシーだし。
男女のしっとりとした雰囲気も出てくるし、下ネタも少し、もちろん銃撃戦もバッチリ。人も死ぬ。
カーチェイスも当然、ある。

令和のあぶない刑事特盛である。

私が記憶にしている限りのあぶない刑事の好きだった要素(台詞回しとか立ち振舞いとか、空気とか)が映画に凝縮されてたんで、もう満足。ありがとうございます。

タカさんとユウジの娘(最終的にどっちの娘なのかわからないし、もしかすると赤の他人かもしれないけど)という女の子が出てきたけど、根本的なあぶない刑事の雰囲気はそのままだったし、ふたりに娘がいたっていう展開でもあぶない刑事がそのままなのがすっごく好き。

そこもすげぇな、って思ってる。

映画の興奮が少し冷めた後で落ち着いて考えると、「結婚もしてない相手との行為で避妊してないのかよ、お前ら?!」って言いたくなるんですけど。(私が女性だから尚更かもしれないけど)
でもそういうモラルを含めてタカとユウジに娘がいる展開をすんなり受け入れられるのが、この映画の好きなところなんだよなぁ。

タカさんとユウジが「自分に娘がいたかもしれない」っていう事実を負のものではなく、嬉しいこと・喜ばしいこととして受け入れてるのが伝わってくるのが、いい。

これでもしもし「いやいや、俺の子じゃないし!」って言い出したら、「ああ……、この二人もこういう感じなのか……」ってなったかもだけど、映画での娘という存在の受け入れ方がこれまでのふたりの生き様に違和感なく馴染んでいるのが好き。

私の好きなタカさんとユウジならこんな感じだよ!! ってなるのが素敵。

で。

ラスボス?が車と一緒に海に落ちてるのが気になるけど(直後に爆弾が爆発したのでたぶん死んでるけど、遺体があがってないので生きてるかもしれず、なにげに続編期待していいの?? と思ったり)、どうなるんだろうか。

とくもかくにも面白い映画でした。ごちそうさまでした。
ハルノでした。

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