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アニメ

2024年春アニメ1話マラソン 7作目|刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-【感想】

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*アニメ1話マラソンについて*

●ブログ管理人の梅之が初見で1話を見た感想です。
●1話を見るにあたって、事前情報はほとんど入れていません。(原作ありの作品にかぎり、事前にその原作を読んでいる場合があります)

●原作や事前情報を知っていれば分かることも、疑問として書いてる場合がありますのでご了承ください。

●内容によっては批判多めになりますが、あくまでも一個人が見た感想であり、私の感想と貴方の感想は違って当然です。
●「作品をこんな感じに見てる人もいるんだ」ぐらいに思ってくださると助かります。

どうも、梅之です。

というわけで、2024年春アニメ第1話マラソンの7作品目は、刀剣乱舞 廻 -虚伝 燃ゆる本能寺-です。

●面白かった度:★★★★☆(じわじわ来る感じ、いいよね)
●身内におすすめしたい度:★★★★☆(感想聞きたい)
●2話目も見たい度:★★★★☆(推し抜きにしても見るわ。これ)

じんわりじわじわ来るアニメだな……、これ。

思えば刀剣乱舞の名前を使ってる時点で、中途半端なものをお出しされるはずがなかったんだけど、見終わった後の、「なんだよ……、これ……(褒め言葉)」がじわじわと来るの、異質っていうか珍しい。

手放しで「めっちゃ面白い!」とはならないけど、じわじわと面白さがこみ上げてくる作品。

最初はまあ、オーソドックスな戦闘から入って(見栄えがいい戦闘シーンだけど、「すげぇ!」って思うほどじゃなく)。
その後本丸に戻って、刀剣男士達がぞくぞくと出てきて(正直舞台のアニメ化で舞台に登場しない刀剣男士達が出てくるってあたりで、「そういうファンサして話の内容が薄くなるの嫌だな」と思っていた派なので、「あー。花丸みたいなノリか」って思ってた)。
で、不動が顕現して。
不動を案内しつつ、本丸の話になったあたりから、「ん? なんかこれ、意外と面白い……?」ってなってました。

舞台だと尺の都合でできない、アニメだからこそできる説明がいい。

ゲームシステムのあれこれをいい感じにアニメに落とし込んでて、違和感のないレベルで“本丸にいる刀剣男子達”を描いてるから、「ファンサのために刀剣男士を出すんだろうなぁ」という違和感がなく、むしろそこに刀剣男士達がいるのが当然っていう雰囲気になってるのがすごい。

いや……、ファンサのためだろとか言ってごめん……。この感じだったらむしろ刀剣男士がいないほうが違和感があるから、刀剣男士が全員出てくるのも納得だわ……。

で、日常の立体感もいい。
日常系アニメって「日常系」といいながらも、本当に他愛なくどうでもいい日常は描いていないわけで(あくまでも日常という名の非日常)、今回の作品に関してはシンプルに実体感のある日常の一コマを描いてる感じがする。

で、まんばちゃんと審神者の会話で思った。

あ、これ、まんばちゃんの成長話なのね?!

自分を駄目刀と評する不動とまんばちゃんが出会うことでまんばちゃんが成長する話なんだと提示してくれたので、ふんわりとしていたテーマがはっきりした感じ。
織田信長を巡る織田ゆかりの刀達の話としつつ、根底のあるものは自分に自信が持てない山姥切国広の物語だわ、これ。

いや舞台でも同じテーマだったかな? って悩んだんですが、ストーリーラインは覚えてるけど詳しいところまでは忘れちゃってるみたいなので、1話の終盤でこの作品の主軸が分かったのはありがたいです。

とまあ、こんな感じで。
想像以上にいい感じのアニメでした。

舞台をどうやってアニメに落とし込むのか、下手にやるとせっかくのいい話がぐちゃぐちゃになるよな……ってかなり警戒してたので、このワクワクした気持ちを抱えて2話目が見れるのはうれしい。

ごちそう様でした。

梅之でした。

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